誘導鍛造機は通常、中周波数の誘導加熱電源を使用する。電源の電力と周波数は、ワークのサイズと加熱速度に応じて選択される。一般的に使用される周波数と電源を以下に示す：

  • 微小なワークを加熱する場合、通常の機械周波数は30 kHz～80 kHzである。これは高周波誘導加熱機であり、その出力は通常15kW～60kWである。
  • 中小サイズの棒材やワークを加熱する場合、選択する周波数は通常1 kHz～10 kHzです。その誘導電源は、通常15kW～200kWの出力範囲を持っています。例えば、直径30mmの棒鋼を誘導鍛造する場合、IGBT中周波誘導加熱機を使用します。
  • 大きな棒材やワークを加熱する場合、誘導鍛造機の周波数は一般的に500Hz～1000Hzである。その電力は通常100kW以上である。直径の大きなビレットを高周波鍛造する場合など。